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2016年12月27日 (火)

南スーダン記録破棄

「特定秘密」に指定するまでもなく、廃棄によって「都合の悪い情報は亡き(無き)ものにする」。
こうなると隠しまくった挙げ句に、「政権交代」後にやっと全面開示されたイラクでの航空自衛隊の活動を記録した「週間空輸実績」の例が立派にみえてしまう。

黒塗りよりまだ、ひどいことが行われつつある。

・・・・・・・・・

アフリカの南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊部隊が、首都ジュバで七月に大規模な武力衝突が発生した際の状況を記録した日報が、廃棄されていたことが分かった。陸自の文書管理規則が定める三年間の保存期間に満たない。
南スーダンPKOは半年ごとに部隊が交代しており、七月に活動していたのは十次隊。ジャーナリストの布施祐仁(ゆうじん)氏が情報公開法に基づき、同月七~十二日の日報を九月末、防衛省に開示請求したところ、今月二日付で「既に廃棄しており、保有していなかった」とする通知を受けた。

 同省によると、陸自の文書管理規則では、PKO関連文書の保存期間の基準は三年間。一方で「随時発生し、短期に目的を終えるもの」や「一年以上の保存を要しないもの」は、例外的に一年未満で廃棄できる。

 同省統合幕僚監部の担当者は、廃棄の理由について「上官に報告した時点で、使用目的を終えた」と説明。これ以外の日報も、紙や電子データを含め、同様に廃棄しているという。

 陸自は、日報に基づき、後続部隊ヘの教訓をまとめた「教訓要報」を作成しており、当時の現地状況もこの中である程度記載される。しかし、原本に当たる日報が廃棄されてしまえば、治安の実態や自衛隊の行動について国民が正確に把握することが難しくなる。

 布施さんは「これが許されるなら、あらゆる報告文書はすぐに廃棄されてしまう。国民の検証のために公文書を保管する意識が欠如している」と批判する。

★東京新聞 2016.12.24朝刊
PKO部隊の日報廃棄 南スーダン7月の武力衝突 防衛省「目的終えた」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016122402000136.html

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