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2015年9月 2日 (水)

おそるべきことが音もなく

書籍紹介>
 おそるべきことが音もなく体内で進行している!
  次の被害者は、あなただ!
  
 ―東京を含めた東日本全域で急いで適切な対策をとらなければ
   大変な事態を招く
   
  広瀬 隆著「東京が壊滅する日―フクシマと日本の運命」

 清水 寛(たんぽぽ舎ボランティア)


○この書籍が、特に述べたいことは、タイトルの「東京が壊滅する日フクシマと日本の運命」、及び「タイムリミットはあと1年」・「戦後70年の不都合な真実」・「金・銀・ウランを独占する闇の支配者たちの衝撃の系図」・「おそるべきことが音もなく体内で進行している!次の被害者は、あなただ!」の中に表わされており。「はじめに」の7ページの中で具体的に述べられている。
○具体的な内容については、第1章から第9章までの中で、壮大な史実とデータから暴かれている。
○広瀬氏は本書を執筆する動機を「福島県民だけでなく、今こそ、被バク渦中にある東京を含むすべての日本人が、本書に述べる“悲惨な被バク者の告発”に、目と耳を向けるべき時だと痛感して」と語っている。

○ところで「はじめに」の中で何が語られているのだろうか。
「日本における高い人口密度を考えれば、200キロ園内では今後50年間でおよそ40万人以上が『原発事故による放射能によって』癌になる。そして200キロを超える地方もグレーゾーンであるから、細心の注意が必要である」(ECRR予測)との重大な警告が示されており、率直に言って、東京を含む東日本に住む自分たちも放射能により癌になる可能性が増大していることには筆者も驚いている。

○著者は「読みはじめたばかりの読者は信じないはずだ」が、「東京を含めた東日本全域で急いで適切な対策をとらなければ大変な事態を招く」、「このことは、確信を持って言えることである」と述べている。(読者も本文の壮大な史実とデータで確信できるはず…筆者)

○ECRR予測が現実的なものであることは第1章の中で明らかにしている。大規模な癌発生事件は、ネバダ核実験で東日本とほぼ同じ量の放射能を浴びた「アメリカ西部三州(日本全土の大きさ)の汚染地帯」で起こった出来事で、「大規模な癌発生はアメリカでは5年後ぐらいから目に見えてきて」「合衆国を揺るがす大問題となったのは、実に20年後であった」とのことである。

○「したがって、フクシマ事故から4年を過ぎた現在の日本は、体内に時限爆弾をかかえた「癌の潜伏期」にあるのである」と述べている。
○「いま福島県内では、18歳以下の甲状腺癌の発生率が、・・・すでに平均値の70倍を超える膨大な数に達している」

○また、本書の中では、マスコミが引用し、政府が安全性の根拠としている「国連のIAEA(国際原子力機関)とICRP(国際放射線防護委員会)」は「軍人と軍需産業によって生み出された原子力産業の一組織であり、彼らの定める“安全”基準値は医学と無関係である」ことを明らかにしている。

○「あとがき」では、IAEAの安全神話の危険性。大地震で「川内原発、伊方原発は一撃で吹っ飛び、日本は壊滅する」。「再稼働にゴーサインを出してきた原子力規制委員会と原子力規制庁を、日本が壊滅する前に解散させることが、第一だ」と述べている
○最後に、「“2年近く原発ゼロ”を続けて、電力供給に全く支障がなかった」「-原発は廃絶できる-」、「しかし!日本に住む人は、いま希望か、絶望か、「選択」のおおきな岐路にある」「希望の明日を選択するかどうかは、読者の強い意志にかかっているのである」で締めくくっている。

  「東京が壊滅する日―フクシマと日本の運命」広瀬 隆著
  ダイヤモンド社(2015年7月16日発行、1600円+税

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