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2015年7月 7日 (火)

ギリシャの財政危機に

ギリシャの財政危機に思う

日本のメディアはまるで、ギリシャ政府が民生にばかりにお金をばらまいて無駄遣いしてきた結果の財政危機だとばかりに報道するが、これは、かなり一面的な取り上げ方ではないかと思う。かりにそうであったとしても、国民生活を大切にするのはよいことではないか。

ギリシャは今までの緊縮財政で、医療も教育費も年金も引き下げているし、公務員削減や民営化もやってきている。2013年、ギリシャの軍事費は70億ドルでその40%がドイツからの輸入だ。この軍事費は大変なものらしい。ドイツは武器輸出で儲けてきたばかりでなく、車や生活用品輸出などでも、ギリシャからは、ずいぶん儲けている。

ユーロが持つ本質的な問題点は何か。
ユーロは自国だけの通貨ではないので、金利の上げ下げも自国ではできず、日本のように日銀が勝手に紙幣を増刷することもできないので、高い金利を払ってでも、外国から借りるしかない。
それで、金融政策が硬直化し、経済政策を困難にしているのだ。通貨発行権をヨーロッパ中央銀行に全面的に委ねてしまっているのだ。

国ごとに違う産業の生産力、国民の購買力、貯蓄力、納税制度などに考慮せず、通貨だけを統一することに弊害はないのだろうか。

もし、国境というものがなく、人が自由に移動できるのであれば、自分の望む社会制度や産業のあるところ、地域に住むことができる。であれば、統一通貨の価値が生きてくるのではないか。
人々を一定の領土や国家の枠内に留めるよう規制しておいて、金や物だけが自由になっても、その国の政治的思惑や諸々の価値観の違いなどとの間に、予期せぬ矛盾がひそんでいるのではないかと思う。

mm記

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