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2015年7月30日 (木)

安保法案シンポに自衛隊OB

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015072902000226.html

「東京新聞」2015年7月29日 夕刊

「文民統制任せられぬ」 安保法案シンポに自衛隊OBら


 参院で審議が進む安全保障関連法案について議論するシンポジウムが二十八日、東京・永田町であった。出席した三人の自衛隊元幹部からは、法案を評価する意見が出る一方、国会審議に不信の声も上がった。

 元空将補の林吉永(よしなが)さん(72)は「それいけドンドンという発言を国民にする方々には、シビリアンコントロール(文民統制)を任せられない」と政治家に苦言を呈した。法案については「国会審議だけで終わらせていいのか」と問題提起し、国民の間で議論を深めるべきだと訴えた。

 元陸幕長の冨沢暉(ひかる)さん(77)は「よくここまで『積極的平和主義』を具現化した」と法案を評価した。

 ただ、政府が集団的自衛権の行使例としてホルムズ海峡の機雷掃海を挙げていることについては「(沿岸の)イランやオマーンが日本に『機雷を外して』と要請することはあり得ない。(世界各国が協力する)集団安全保障でやらざるを得ない」と指摘した。

 元陸将の渡辺隆さん(61)は、衆院での法案審議により「憲法に対する国民の意識が高まった」と利点を挙げる一方「議論は具体性やリアリティーがなかった」とも述べた。

 シンポジウムは、元内閣官房副長官補の柳沢協二さん(68)が代表を務める「自衛隊を活(い)かす会」が主催し約百四十人が聴講した。

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自衛隊の現場からの声なので、なるほどと思う。
アべ政権下でのシビリアンコントロールをよしとしない、というのはちょっと意外だったが、自衛隊は歯止めのない海外派兵を望んではいないことがわかる。
ホルムズ海峡の実際を知っているものと安倍首相の机上の空論が対比できる。
自衛隊員は結局のところ、命令が下ればどこへでも行くことになるだろう。家族の生活もかかっているのだから、簡単にやめることにもならないだろうから。それだからこそ、戦争などしたくないと、一番切実に思っているのではないか。

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