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2015年5月 4日 (月)

歴史、若い人にも責任

「歴史、若い人にも責任」「憲法9条の意味、見直して」 
100歳のジャーナリスト、むのたけじさん

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/166666
2015年05月03日
「西日本新聞


 若者たちに向けて100歳のジャーナリストが語りかける。「あなたたちにも責任がある」と。戦後、一貫して反戦と護憲を訴えてきた元新聞記者、むのたけじさん=さいたま市。本紙の取材に応じ「日本の空気は太平洋戦争開戦前と似ている」と警鐘を鳴らした。

 朝日新聞の記者として国会を担当していた1941年12月8日朝、会社からの電報で出社し、開戦を知った。「新聞社にいても本当の軍の動きは分からなかったし、米国と戦争するなんて想像だにしなかった」。その後は「負け戦を勝ち戦のように」報じ続けた。そのけじめをつけようと、終戦の年の8月、退職した。

 「一億一心」「ぜいたくは敵だ」。開戦前を振り返ると、字面では反対できない文言が浸透し、何となく息苦しかった。今は安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」という言葉が気になる。雰囲気づくりが当時と重なって見えるからだ。

 戦後70年たっても、インドネシアでの従軍取材は忘れられない。多くの死を見た。長女も3歳で疫痢にかかったが、医師は軍隊に取られ、薬もない。童謡を歌いながら冷たくなっていく娘を腕の中でみとった。

 「戦争が始まってしまえば、新聞がいくら声を上げてもどうにもならない。戦争をやめさせようと思うなら、始めさせないことだ」。苦い教訓を次代に届けようと、執筆活動の傍ら精力的に講演を重ねてきた。

 若者に戦争を語る際、最近まで「あなたたちに直接の責任はないけれど」と前置きしていた。今はこう話す。「歴史は過去、現在、未来の積み重ね。歴史の歩みの中では若い人たちにも責任がある。痛切な反省から生まれた憲法9条は世界平和への祈り。今こそ意味を見直してほしい」

*********

100歳といえば敗戦のときは30歳だ。昭和の時代、どのように戦争へと進んでいったのか、自らの体験を踏まえた彼の意見を真摯に受け止めなくてはならない。

傲慢な安倍政権を作り出した責任は、私たち国民にある。今、立ち上がらなければ、日本国民は何度でも国家に騙され、メディアにだまされていくだろう。

自衛隊員がどこかの国で殺され、あるいは見ず知らずの外国人を殺して罪の意識にさいなまれていくことになっても、もはやそれが当たり前の日本人になっていく社会になるかもしれない。

経済のグローバル化でマネーは国境をなくしてしまったが、人の心は民族や国境、宗教などにとらわれていて、いとも簡単に武器を取って殺人さえも合理化してしまうのだ。9条は崇高な理想だ。私は、どこまでも理想を追いかけて生きていきたい。

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