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2015年5月22日 (金)

ポツダム宣言を知らない安倍首相


http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c287154a6a36e8fd8ea943dc51ae52fc
「Everyone says I love you !」より抜粋

ポツダム宣言をなぜ安倍首相は読んでおくべきなのか。大事件をテレ朝以外のテレビ局は報道しなかった。


 これだけ重要な事件を、NHK、フジテレビ、日本テレビ、TBS系のニュース番組では報道しなかったそうです。

 2015年5月20日、国会での党首討論で、日本共産党の志位和夫委員長は代表質問の中で

「戦後の日本が、米国などの発したポツダム宣言を受諾したことで始まった」

とし、そのうえで、同宣言が日本の戦争を「世界征服」「侵略」と定義していることを挙げ、

「ポツダム宣言にある、この認識をお認めにならないんですか?」

と、安倍首相の歴史認識を厳しく追及しました。

 すると、安倍首相は

「私は、まだその部分をつまびらやかに読んでおりませんので、承知はしておりませんが、今ここでただちに論評をすることは差し控えたいと思います」

とポツダム宣言を読んでいないことを白状したのです!

 ところが、この日、NHKでは「首都圏ネットワーク」から「NEWS WEB」に至るまで、安倍首相の代表質問での発言からこの部分をカットして一切報じていません。
 
 
 では、なぜ安倍首相がポツダム宣言を読んでいないことが報道すべき「事件」なのか。

 我々一般国民は名前だけ知っていて読んでいなくても、知らなくても恥ではないと思うのですが、内閣総理大臣だけは、特に安倍首相だけは読んでいないとおかしいのがこのポツダム宣言だからです。

 ポツダム宣言とは、1945年7月 26日にベルリン郊外のポツダムで発表された日本の戦争終結条件を示したアメリカ、イギリス、中国3ヵ国首脳の宣言です。

 これはポツダム会談の結果、アメリカ、イギリス両国の合意ができ、それに同会談に参加しなかった中国も同意して発表されたものです。ちなみに同会談参加のソ連はまだ日本と中立関係にあったためにこの宣言には加わりませんでした。

 大日本帝国はこのポツダム宣言を同年8月14日に全面的に受諾しました。これが日本の無条件降伏と言われるものです。そして、翌8月15日に「玉音放送」として知られるラジオによる昭和天皇の声明で、日本が降伏したことが国民に知らされました。

 日本はすべての占領地を奪われ、3月の東京大空襲や3~6月の沖縄戦でも壊滅的な打撃を受けていました。それなのにこのポツダム宣言を三週間も受け入れなかったため、あの8月6日・9日の広島・長崎への原爆投下や、8月9日からのソ連の対日参戦・侵攻を招いてしまったのです。

 ところが、安倍首相は自民党幹事長代理だった首相が月刊誌「諸君」2005年7月号の対談で、

「ポツダム宣言というのは、アメリカが原子爆弾を2発も落として日本に大変な惨状を与えたあと、『どうだ』とばかり叩き付けたものです。そんなものをもちだし、あたかも自分自身が戦勝国であるかのような態度で、日本の総理を責めあげる」

と語っており、ポツダム宣言が原爆投下より先にあって、それを受諾しないから原爆を投下されたのだという時系列や前後関係がまるでわかっていないことを吐露していました。

 そして、それから10年経った今でもまだポツダム宣言のことを良く知らないことをはからずも白状させられたということです。

 知性的にはそれほど多くのものを望んではいけないということで知られている安倍首相ですが、このポツダム宣言だけは知っておかないとおかしいのです。

 なぜなら、彼は第一次安倍内閣で総理大臣になって以来、現在に至るまで

「戦後レジーム(政治体制)からの脱却」

が必要だとして、ポツダム宣言以降築き上げられた戦後日本の民主主義を否定し、改憲を主張しているからです。

 つまり、彼は自分が否定しているポツダム宣言を知らないで否定していたことが明らかになったわけで、保守・右翼の方々もびっくりなわけです。

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