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2015年4月24日 (金)

仁坂知事発言に抗議する

2015年04月24日(金)
仁坂知事発言に抗議する

http://blog.zaq.ne.jp/g-kowai-wakayama/article/104/
「原発がこわい女たちの会」より抜粋

 4月22日、和歌山県・仁坂吉伸知事の「発言」に抗議するため県庁まで行ってきました。

                
 さて問題の知事会見発言は、この動画で視聴できます。(22分~30分あたり)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press_animation/press_animation_backN.html

論点は概ね次のようです。
1)文明にはリスクがつきものなのに、原発だけが絶対の神様みたいになるのはおかしい
2)原発のリスクをゼロにというなら自動車使用差し止めもある
3) 原発の専門家の言うことには謙虚に敬意をはらうべき
4)電気代がかさんで企業が倒れたら誰が責任を取ってくれるか

などと、およそ行政のトップらしからぬ「おかしな」発言です。
(市井の人の意見ならば、まだしもですけど)
判決文をよく読んでいないとか言葉だけが独り歩きしないようにと報道に注文付けするとか、煙幕を張りながらの発言ですが、仁坂知事が持論を披瀝した、という事実はよくわかります。発表項目にない突然の記者からの質問にこれだけ詳しく答えたということは、余程言いたかったのでしょう。確信犯です。

 抗議文の繰り返しになりますが、原発のリスクをどのように考えるのか、福島の事故をどのように把握しているのか不明です。
いまだに帰還できないで避難生活を余儀なくされている人たちの存在、汚染された田畑や自然、健康被害の累積と不安、見通しのない収束作業の被ばく労働と投入される税金、…このような放射線災害によるリスクの認識が知事には抜け落ちているようです。和歌山県とは関係ないからということでしょうか。

 さらに見逃せないのは、専門家の言うことには謙虚に、誠意をもって、のくだりです。
「(行政のトップや)裁判官は、技術についてそんなに知っているはずがない」だから「専門家(規制委員会)のいうことを黙って聞いていたらよい」といっているに等しく、「よらしむべし 知らしむべからず」という時代錯誤ではないでしょうか。裁判官やさらには市民を侮辱する発言といってもいい。
それに、専門家のいうことを素直に信じてはいけないよ、過誤もすればウソもつくよということを、福島の原発事故を通して私たちは骨身にしみて学んだのです。

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