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2015年3月17日 (火)

エジプト:ムスリム同胞団関係者による説教を禁止

エジプト:ムスリム同胞団関係者による説教を禁止

2015年03月15日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
[News from the Middle East]


◼︎ワクフ省はムスリム同胞団を説教壇から「合法的に排除」

【カイロ:スブヒー・ムジャーヒド】

日曜日(15日)、エジプトでは、モスクを管理するワクフ(宗教管財)省が、ムスリム同胞団に所属する宣教者や説教師らに対して、モスクの説教壇に立つ条件として、同胞団や他の「テロ」、「タクフィール」組織と縁を切るよう要求した。

ワクフ省は日曜日、ネット上に出した声明の中で次の通り述べた。「当省の宗教部局は、日曜日の会合において、ムスリム同胞団及び他のテロリスト集団に所属する宣教者や説教師がモスクで説教、講義を行うことの禁止を決定した。また特にウラマーと呼ばれる学者らが、(ムルスィー前大統領を退陣させた)「クーデター」に抗議すること、ムルスィー前大統領の正統性を支持すること、ラービア・アダウィーヤでの座り込みの抗議に参加している、権利と改革のためのイスラーム合法委員会と関わること、公共の利益に反する座り込みの抗議に参加することを禁止する」。

同省は次のとおり加えた。「ムスリム同胞団及びその他のテロ、タクフィール組織と縁を切ったこと、あらゆる施設に対してテロ、爆破、破壊工作、攻撃といった行為を真摯、明白、公に拒否することを確約させる、公的な証明となる契約書への同意を受け入れない限り、彼らが説教することは認めない」。

また、「本決定から2週間以内に、彼らの説教登壇の禁止を正式に発表する」と述べた。昨年7月3日、エジプト軍はムスリム同胞団に所属する宗教・政治勢力やムルスィー支持者を排除した。ムルスィー政権誕生から1年が経ち、同大統領への抗議が続く中、それを「クーデター」と見なす者がいれば、「市民革命」と見なす者もいた。

それ以来、数十名の軍及び警察関係者が国内各所、特にシナイ半島における攻撃や爆発によって殺された。また国内では、ムルスィー前大統領を支持する抗議運動が継続的に見られ、しばしば治安部隊との衝突が起こり、死傷者が発生した。

2013年12月末、エジプト政府はムスリム同胞団を「テロ組織」に指定し、そのあらゆる活動を禁止した。そしてダカリーヤ県で起こった治安関係機関の建物への爆破攻撃を非難した。同事件は、「テロ組織」指定の前日に起こったもので、16人の死者を出した。同胞団は、同事件を非難し、関与を否定した。

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