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2015年2月23日 (月)

福島第一原発の最新情報

福島第一原発の最新情報

 液体廃棄物(汚染水)の貯留量、
 大気中への放射性物質(セシウム134・137)の放出量
 凍土方式遮水壁(陸側遮水壁)
 
  春橋哲史

○液体廃棄物(汚染水)の貯留量は、2月19日現在、約60.9万トン
 その内、ALPS処理待ち水が約26.3万トン、同処理済み水が約31.4万トン
 設置済みタンクの貯留容量上限は約78.1万トン
 
○1~4号機原子炉建屋から大気中への放射性物質(セシウム134・137)の放出量
 14年12月 約90万ベクレル/時(日量換算で約2160万ベクレル)
 15年1月 約80万ベクレル/時(同 約1920万ベクレル)
(放出量の数字は、1月29日開催の「廃炉・汚染水対策チーム会合 第14回事務局会議」に、東電が提出した「環境線量低減対策」より)

○凍土方式遮水壁(陸側遮水壁)造成の為のボーリング
:2月17日現在、2049本予定中1274本。全体の約62.2%終了。
 凍土壁に関しては、2月9日に開催された『第31回特定原子力施設監視・評価検討会合』(注/特定原子力施設=福島第一原発)で、更田豊志委員(原子力規制委員長代理)や規制庁の担当者から、「注ぎ込むリソースに比して、必要性や効果が乏しいのではないか。岸壁には海側遮水壁が有り、完全閉合すれば、『洩らさない』効果は充分に見込める。地下水の建屋への流入抑制についても、地下水サブドレンが稼働すれば、相当期待できる」との意見が出されました。
 
更田委員は、「『念の為』とか『重層的』という説明は言葉の遊びだと思っている」とも言い、次回会合で、東京電力が、凍土壁の必要性や効果の根拠を改めて説明することになりました。

 成り行きによっては、約320億円の国費が投じられる凍土壁造成計画が「大幅変更」「大幅延期」「中止」を迫られる可能性も有ります。そうなれば、予算を認めた国会の判断根拠が問われますし、問うていかなければいけません。
 
 私は凍土壁造成計画には反対ですが、結果がどうあれ、監視・評価検討会合の議論からは目が離せないと思っています。
○この内容は、2月20日に金曜行動(国会前・希望のエリア)でスピーチした内容を加筆・訂正したものです。

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