« 自公、集団的自衛権容認 | トップページ | 命と自由をまもる若者憲法デモ »

2014年6月24日 (火)

日本の安全を考える

【NPJ通信・連載記事】憲法9条と日本の安全を考える/井上 正信

http://www.news-pj.net/news/2524
「以下抜粋」


5月29日にアップした「集団的自衛権の限定容認論」の冒頭で、「安倍首相はつくづくデマゴーグ政治家だと思います。彼は昨年9月ブエノスアイレスで開かれたオリンピック招致委員会の席で福島原発は完全にコントロールされている、放射能は港湾内に完全にブロックされていると世界に向けて大ウソをつきました。安保法制懇報告書が出された5月15日、政府の「基本的方向性」を説明する記者会見で、子供や年寄りを守るための集団的自衛権だと大ウソをつきました。集団的自衛権は、日本が武力攻撃を受けていない状況でも戦争に参加するもので、それにより、私たちが危険にさらされるかもしれないからです」と述べました。

集団的自衛権行使の閣議決定をするための自公協議を急がせるため、デマゴーグぶりは一層際立ってきています。

5月15日、韓国在住の日本人を乗せた米艦を防護しなくてどうするのだ、と「政府の基本的方向性」を情緒的に国民に説明しましたが、その後の国会での集中審議で、安倍首相は米艦だけの防護とは説明していない、日本人が乗っていなくても防護するなどと、前言を翻しました。

さらに安倍首相は、機雷掃海に強いこだわりを見せています。ホルムズ海峡が機雷封鎖された場合、石油輸入が途絶して我が国の存立が根底から脅かされるという理由です。

安倍首相は武力行使を目的にした活動はしないと国会で答弁しました。これに対して、武力行使の一環として敷設された機雷を掃海するのも武力行使であるから、武力行使を目的にした活動ではないかと批判されると、安倍首相は、「敵を撃破するために大規模な空爆をしたり、敵地に攻め込んだりする行為とは性格を異にする」と答えました。

これらのやりとりで言えることは、安倍首相は「限定容認」といいながら、自分ではその「限定」を守る気がさらさらないということです。いわゆる「屁理屈」で批判をかわそうということでしょう。

さらに私が許すことができないのは、ホルムズ海峡機雷封鎖で原油輸入が途絶し、我が国の存立が根底から脅かされるという安倍首相のデマゴギーです。

軍事の専門家は、イランがホルムズ海峡を機雷封鎖することはあり得ないであろうと指摘していますが、そのことは脇に置いて、もし機雷封鎖したら日本へ輸入される石油が途絶するでしょうか。

|

« 自公、集団的自衛権容認 | トップページ | 命と自由をまもる若者憲法デモ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/212229/56600901

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の安全を考える:

« 自公、集団的自衛権容認 | トップページ | 命と自由をまもる若者憲法デモ »