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2014年6月 3日 (火)

南海レスキュー

昨日、6月2日午後3時ごろのことでした。ジェット機でもないひどい重低音があたり一面に響き渡り、私は何事だろうかと空を見上げておりました。1分ほどで輸送ヘリの姿が見えました。高知市の東の方から侵入。姿が見えてくるとやがて音はパタパタとしたローター音になりました。中心街上空を西へ、朝倉のあたりから方向転換し、東に戻ってさらに高度を下げ、県警のヘリポートに行きました。ホバリングの後、着陸するやいなやすぐに離陸し、土佐湾の方へむかったので、おそらく医療センターだと思います。この間、10分ぐらい、私はオスプレイも見ているのですが、オスプレイほどではないですが、通常のヘリに比べて相当スピードの速いものでした。軍事用だということを実感しました。

県警では人や物を運んでいるようには見えなかったので、ヘリポートの位置や離着陸の具合を確かめるものであったのかと思いました。

私たちの日常生活に、軍隊が大手を振って入り込んでき始めたのです。私は何も知らず、突然のヘリの飛来になんともいやな不愉快な思いでした。そして、普天間では、毎日何回となくこれ以上の騒音にさらされていることを身をもって感じたことでした。

防災訓練といっていますが、県民への説明もほとんどなく、住民も参加せずです。防災の側面が全くないとは思いませんが、実質は米軍と一緒の軍事訓練の一環だと思います。日本は山あり谷あり海ありで、米軍にとっても都合のよい訓練場だと思います。

昨日、県庁の危機管理課へいって、私たちの不安を伝えましたが、課長は笑って軍事訓練ではない、防災のためだといい、聞く耳は持ちませんでした。自衛隊のやることだから、詳しいことは自衛隊に聞いてもらいたいというのです。私たち県民の空も土地も海もすべて、いつでもどこでも自衛隊が自由に使ってよいということではありませんか。

特定秘密保護法の施行が迫り、集団的自衛権の行使を叫ぶ安倍政権のこれから先を考えると暗澹たる思いです。学生時代、ジョークで言っていた、ある朝目覚めると徴兵制がしかれていたなどということがもはや現実になるのではないかと恐れています。

私は憲法で保障された、平和の内に安全に生存する権利を、今こそ声高く主張したいです。そして、災害を避けられないこの日本では、米軍や自衛隊ではなく、専門化された国民のための災害レスキュー、防災のプロの組織化を強く求めていきたいです。

災害であっても戦争であっても、使う工具もやることも同じだと言われるかもしれません。
防災は人を守り助け、その命を未来につなぐものです。しかし、軍隊は環境を破壊し人を殺すプロ集団であって、防災とは真逆のものです。目的の全く違う軍隊を災害レスキューと同列にしてはいけないと私は思います。よって、今回の防災訓練には、不安と怒りを感じつつ、声を大にして反対の意思表示をいたします。

松尾美絵

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