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2014年4月 5日 (土)

見切り発車はだめだ

国民投票法 見切り発車はだめだ

http://www.shinmai.co.jp/news/20140405/KT140404ETI090009000.php
「信濃毎日新聞」より抜粋

 国会論議を深めることなく、改憲の地ならしが進んでいる。そんな懸念が募る。

 改憲の手続きを確定させる国民投票法の改正案について、共産、社民両党を除く与野党8党が正式合意した。柱は投票ができる年齢を当面は「20歳以上」とし、法施行の4年後に「18歳以上」に引き下げるというものだ。

 宿題とされてきた選挙権年齢の引き下げは明確な結論を出さないまま合意している。民法の成人年齢を同様に引き下げるかどうかも先送りにされた。

 分かりにくい合意である。国民投票だけ18歳、選挙権年齢は20歳のままということも起こり得る。政治に関わる年齢の整合性が取れなくなる恐れがあることに国民は納得するだろうか。

 国の形を決めることにつながる法律である。場当たり的な対応を続けることは許されない。成立を急ぐべきではない。

 この法律は第1次安倍晋三政権時代の2007年に成立した。首相が改憲に熱を上げるあまり、国会論議は生煮えだった。

 その象徴が「三つの宿題」と呼ばれるものだ。現行法は付則で(1)成人や選挙権年齢も18歳以上にする(2)公務員も自由に改憲論議ができるようにする(3)改憲だけでなく国民投票の範囲を広げる―ことを求めている。

**********

全くもって、よくわからない法案だ。ただ、年齢を18歳に引き下げて、少しでも早く憲法改正の国民投票にこぎつけたいということか。

問題は多々ある。投票率をどこまでにするのか、過半数に足りない場合でも有効とするのか。

改正の発議は、条文ごとになるのか、それとも憲法全文でやるのか。

改憲論議がどこまで自由にできるのか。

国民にとってもっとも大事な憲法である。わずか数カ月で決められるようなことではない。国民的論議はやりすぎることはないだろう。

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