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2014年3月28日 (金)

エジプト・死刑判決529人

アメリカが支援するエジプト軍事政権、529人のムスリム同胞団メンバーに死刑判決

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/529-d4f1.html
「マスコミに載らない海外記事」より抜粋

Johannes Stern
2014年3月25日


昨日、エジプト裁判所は、ムスリム同胞団(MB)の支持者529人に死刑判決を出した。最近で最大の人数の死刑判決は、政敵を絶滅し、エジプト革命を血の中で溺れさせようという、アメリカが支援するエジプト軍事政権の断固とした取り組みの更なるエスカレーションを際立たせるものだ。

2013年7月3日、MB大統領ムハンマド・ムルシーに対する大規模抗議行動のさなか行われたクーデター以来、軍事政権は、座り込み抗議、抗議行動やストライキを暴力的に攻撃し、少なくとも1,400人を殺害し、16,000人以上を投獄した。政権はエジプト最大のイスラム教組織MBを禁止し、抗議行動禁止を発令し、社会における軍の支配的役割を法制化する憲法を押し通した。

被告の大半は、カイロで、ムルシ支持派座り込み抗議の2人が警備と軍によって暴力的に排除された後に起きた、8月14日のミニヤー県での反クーデター抗議行動の際に逮捕されていた。裁判にかけられている集団の起訴容疑には、殺人、殺人未遂、警察署襲撃と、公共・私有財産損壊等がある。被告545人中、わずか150人が出廷し、残り全員は欠席のまま判決を受けた。

裁判全体が見せしめ裁判の特徴を帯びた茶番だ。

“これは司法史上、最も速い、最大死刑者数の判決の裁判です”ムルシ本人を含め、主要なMBメンバーを弁護しているナビル・アブデル・サラム弁護士は語っている。被告側弁護士ハリド・エル-コウミは、AP通信社にこう語った。“われわれは一言も発言できず、3,000ページ以上の調査を見たり、一体どのような証拠のことを彼等が言っているのかを見たりする機会がありませんでした。”

被告側弁護士が訴訟に抗議すると、サイード・ユセフ裁判長は怒鳴りはじめ、裁判所警備員を呼び入れたと報じられている。弁護士の中には、裁判所の建物に入ることさえ妨害されたと言っている人々もいる。

判決を受けた被告の一人の親族、ワリドは、ロイター通信にこう語っている。“裁判は土曜に始まりましたが、手続き上の公判にすぎず、裁判官は、どの弁護士からも、証人からも言い分を聞くことなく、被告すら召還しておらず、居並ぶ連中は暴漢集団で、裁判官ではありません。”

判決後に劇的な光景が見られた。絶望した家族達が叫び始め、怒った抗議行動参加者は近くの建物に放火したと、エジプト国営TVが報じた。

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