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2014年3月 5日 (水)

アベノミクスの経済効果?!

【 アベノミクスの経済効果?! それどころか、足元が危なくなってきましたよ?】

http://kobajun.chips.jp/?p=16891
「星の金貨プロジェクト」より抜粋

新興国経済の減速と消費増税、肩を並べてやって来る不気味な兆候
貿易赤字を拡大してしまった円安誘導、アベノミクスは『正解』だったのか?
国家主義発言騒動、その陰に隠れて進行する産業の一層の空洞

第4四半期の成長を鈍化させた第一の原因は輸出の不振でした。
堅調な国内需要と財政支出の相乗効果によって成長率が3%押し上げられましたが、貿易黒字の急激な減少が1.8%のマイナスとなりました。

Abenomics 2
この結果は安倍首相の経済政策の要のひとつである円安誘導が、結果的には正しかったのかどうかという疑問を突きつけることになりました。

国内の原子力発電所の停止に伴い、発電用の燃料を輸入する必要に迫られた日本は、円安が加わったために輸入コストが高額に昇ったことも輸出不振の一因を作りましたが、主な原因とまでは言えません。
日本の貿易赤字は1月に2兆7,900億円にまで拡大し史上最高額となりましたが、3番目となる日本経済にとっての本当の懸念材料は別にあるのです。

日本国内のエレクトロニクス関連製品の中で、いま、輸入製品の消費が増え続けています。
日本のスマートフォン市場では海外製品の優勢が続いていますが、日本経済新聞が報じた経済産業省の試算に基づけば、この結果日本の貿易収支を2兆3,000億円悪化させているのです。
海外製スマートフォンは輸入全体の5分の1を占めています。
第4四半期にはアップルのiフォンは、日本国内のスマートフォン売上全体の実に70%を占めるに至っています。

iphone
そして再び『産業の空洞化』が進もうとしています。
各地の地方企業が生産設備の海外への移転を準備し始めています。
これまで日本企業は生産コストを引き下げるために生産設備の海外移転を進めてきましたが、今度の場合、その理由は消費地に近いこと、そして円安による輸入材料の価格高騰を回避するためです。

これまでの数年間、欧米の企業が海外移転を積極的に推進してきたのに比べ、日本は国内の雇用状況を悪化させないようにするため、どちらかと言えば海外移転を思いとどまってきましたが、ここに来て歯止めがきかなくなってきました。

他の通貨との兼ね合いもあり、今回の円安誘導は国内の輸出企業の輸出を直接促進することはできませんでした。


アベ 3
経済問題に火がつきつつある中、日本政府は安倍首相の持論である国家安全保障問題に軸足を移してしまいました。
安倍首相は昨年12月、一般戦没者に加え国際社会において悪名高いA級戦犯の霊を祀った靖国神社に参拝し、日本は経済問題に専念することが出来なくなってしまいました。

しかし本来経済問題に取り組むべき人々は、日本経済の動きを注視しつづける必要があります。

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