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2013年9月 2日 (月)

財政再建は忘れたか

【概算要求】財政再建は忘れたか

2013年09月01日08時13分

http://203.139.202.230/?&nwSrl=307375&nwIW=1&nwVt=knd
「高知新聞」より抜粋


 国の財政再建は軌道に乗っており、税収も大幅に増えている―2014年度予算で過去最大規模に膨らんだ各省庁の概算要求は、こんな状態を前提にしているかのようだ。
 現実は全く異なる。財政悪化に歯止めがかからず、消費税増税は安倍首相の判断待ちだ。にもかかわらず膨張した概算要求は、財政再建に対する政府の姿勢に懸念を抱かせる。
 このままでは財政健全化の達成は極めて難しい。財務省の査定には一段の厳しさが求められる。

 一般会計の要求総額は99兆2千億円程度で、前年度を約7千億円上回る。特別会計に計上する復興費用を合わせると2年連続で100兆円を突破する。
 要求総額が膨らんだのは、例年と違って歳出の上限(シーリング)が示されなかったことが大きい。消費税増税の判断前で、税収が見通せないことを理由にしている。

 青天井が黙認された上、条件付きながら「特別枠」での要求もある。各省庁にとっては政府の重点政策に沿う形で要求を積み上げやすい環境といえ、予算の膨張圧力は高まった。
 今回は安倍内閣の「成長戦略」「防災」関連の要求が急増した。経済産業省と国土交通省がともに前年度比で20%前後も増えたのは、こうした動きを象徴している。
 各省庁の予算要求にそれぞれの根拠があったとしても、これほど膨らむと財政規律、財政健全化の目標がどれだけ共有されているか疑問が残る。

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安倍政権になってから、財政健全化も国債発行も天下り問題も全く問題にしなくなったように思われる。消費増税を見込んでか、あれもこれも使いたい放題の様相だ。

民主党政権時代には、政策を打ち出すたびに、なにかというと、では財源はどうするのだと、詰め寄っていた自民党だったが。自公政権ならどれだけ使ってもよいと言わんばかりだ。

消費税増税を決定するときには、マスコミあげて、ギリシャの財政破たんを連日、報道していた。まるで、増税しなければ、日本もギリシャみたいになると国民を脅しているようだった。増税が決定すると、とたんにギリシャのことはなにも報道しなくなった。

増税の理由は社会保障政策のためと盛んに宣伝していたが、なにの社会保障も見えず、最低限の生活も保証できない保護費を真っ先に切り下げたのだ。社会的弱者は反対の声をあげることもできないからだ。ひどい政府ではないか。

国民は円安のおかげで、すべての値上げとなり、生活はますます苦しくなっている。メディアは消費は上昇、景気は良くなりつつあるとばかりの報道だ。確かに、かつて80円だったものが今は100円だから数字の上では伸びているのだろう、しかし、現実は20円の値上げである。非正規の労働者が4割にもなろうというこの時に、8万円の給料が10万円になったなど聞いたことがない。

国民の懐がますます寒くなっているのに、国家予算だけ膨らむとはおかしくないか。

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