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2013年9月 5日 (木)

今からでも、液体窒素で

今からでも、液体窒素で福島第一の格納容器冷却を!
<槌田敦さんが311事故後すぐ保安院へ送った提案>

  高濃度に汚染された非人間的な作業環境を、直ちに改善せよ!
 (中村泰子 たんぽぽ舎応援する人)

 東電・福島第一原発の収束現場は、事故で飛び散った放射能で地雷原のような危険地帯であるうえに、核燃料冷却のため発生した汚染水が地下水と混じり合って地表に迫り、しかも貯蔵タンクがチャチだったため、あちこちから高濃度汚染水が漏れ出すという想像を絶する状況になっている。このような非人間的な作業環境で、毎日3000人の労働者が働いている。これは第二の緊急事態だ。この2年半、東電は汚染水問題に対して、場当たり的対処のみで放置してきた。東電の無策、愚策の結果、作業員は不必要な被ばく労働を強いられ、海はどんどん汚染される。あらゆる手段を尽くして悪化をくい止めるべきだ。

 先月31日のスペースたんぽぽ講座で、槌田敦先生が「格納容器(建屋)を液体窒素で冷却することが汚染水流出抑制の要」と再び言及された。槌田先生は事故後(2011年)3月16日、当時の寺坂信昭原子力安全・保安院長宛てにFAXで「使用済み燃料プールには鉛を投入し、液体窒素で冷却する」という提案をしたが、無視された。昨年7月のスペースたんぽぽ講座でも「格納容器を液体窒素で冷やせば、もはや冷却水は不要、赤さびの進行は止まる、水分が氷となって全体に張り付くので放射能漏れは止まる」という話をされた。液体窒素による冷却はチェルノブイリ原発事故時に実施された方法だという。

 急冷すると脆性破壊が起こるようなら、建屋全体を液体窒素で冷やせばよいとのことだ。外からの地下水に対しては何重にも堀を作るなど別の対策が必要だが、原発内部の放射能をこれ以上外に漏らさないために、今からでも液体窒素は有効とのことだ。

 私は技術的なことはわからないが、水で冷却する限り汚染水が発生し続けるわけだから、液体窒素で冷やすという方向に頭を切り替えて、専門家の叡智を結集し、最善の道を追求するべきではないかと思う。また、山崎久隆さんによる次の指摘も全くそのとおりだと思う。(本メルマガ 8/8配信 TMM:No1924)
「東電は、今後大規模な国際訴訟になった場合、全て東電の責任となってしまうことを回避するために国を巻き込む戦略を立てたのであろう。」
「今から税金を投入するのであれば、直ちに東電を解体して福島第一原発廃炉機関を作り、そこに人材と資金を東電から引きずり出して、国営として行うべきだ。」

 この事態で、再稼働? 原発輸出? 東京オリンピック誘致?
 いいかげんにしてほしい! そんな場合ではない! 

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