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2013年8月28日 (水)

80年代、化学兵器使用も承知

米政府、イラクに軍事情報提供=80年代、化学兵器使用も承知

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013082700518
「時事ドットコム」

 【ワシントン時事】米誌フォーリン・ポリシー(電子版)は26日、イラン・イラク戦争中の1980年代後半、米政府がイラクのフセイン政権(当時)に対し、同政権による化学兵器使用の危険を認識しながら、イランの攻勢阻止に必要な軍事情報を提供していたと伝えた。機密指定を解かれた米報告書の内容などを基に報じた。

 オバマ政権は、シリアのアサド政権の化学兵器使用を理由に軍事介入を検討しているが、化学兵器に対する米国の姿勢は、時代や国際情勢次第で異なることを示す例と言えそうだ。

 同誌によれば、米情報当局は87年、イランが大規模な部隊をイラク南部バスラ東方に集結させ、同国の防衛上の弱点を突く作戦を計画していることを察知。レーガン政権(当時)はイラン勝利の事態を避けるため、部隊展開や兵たん拠点、防空網に関する情報をイラクに提供した。
 これを受けフセイン政権は84年4月、神経ガス・サリンの使用を含む攻撃に出て、バスラ防衛に成功。サリン使用は4回に及び、1度で数百~数千人のイラン兵が死亡したもようだという。(2013/08/27-14:51)

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イランが革命後に力を持つことを恐れたアメリカは、イラクへの武器援助を惜しまなかったのだ。

昨年、イランのペルセポリスからアフワズへ行く道々、北上するにしたがって煙霧のような風景がしだいにひどくなってきたことを思い出す。煙ではなく、それはペルシャ湾の向こうイラクからの砂だったのだ。ペルシャ湾をはさんですぐイラクなのだ。イラクのほこり」だと言って怒っていた。
町の大通りの真ん中、とても大きな人の写真が延々と続いていた。イラン・イラク戦争の時、この町の出身者で、亡くなった兵士たちの顔写真だった。若い顔が悲しい。

アメリカは、化学兵器といえども、その時々の立場で正義とも言えば、非人道的だ悪だとも言うのである。戦争に依存しなければ経済が成り立たないアメリカは、都合良く使っているのだ。決して、化学兵器そのものを悪としているわけではない。今、アメリカの本音は、シリアへの軍事介入、武器の消費なのだ。もっともらしく理由づけしているにすぎない。そして、その理由も自ら作っていくのだ。戦争に仕掛けはつきものだ。

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