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2012年5月30日 (水)

四国電「事故はあり得ない」

四国電「事故はあり得ない」 伊方原発訴訟初弁論

2012年5月29日 17時19分

 
 大地震による事故の危険性があるとして、全国23都府県の住民622人が、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)全3基の運転差し止めを四電に求めた訴訟の第1回口頭弁論が29日、松山地裁(加島滋人裁判長)であり、四電側は「事故はあり得ない」と請求棄却を求めた。

 「伊方原発の北6キロに世界最大級の断層系・中央構造線がある」と危険性を主張する住民側に対し、四電側は答弁書で「福島第1原発とは立地条件が異なる。安全性を確保するため、十分な対策を講じている」と反論。

(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012052901001836.html
「東京新聞」
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「事故はあり得ない」という四電には、福島事故から何も学ぶことはなさそうだ。チェルノブイリ事故のときにも、日本ではあのような事故はあり得ない、と電力会社はこぞって主張した。確かに、地震と津波が引き金となったメルトダウンによる連続爆発だから、違ってはいる。汚染の規模もひどいものだ。

事故の現実を見ても、見ないふりなのか、今だに安全神話から抜け出られないのか、それとも原発マネーが欲しいのか、これまでの投資に見合う利益を追っているのか、いずれにしても、四電には、何をいっても聞く耳はなさそうだ。事故が起これば、想定外にすればよいし、損失は国が税金を投入して会社を救ってくれる。とにかく今は、原発を稼動させて、経費および儲けを電気代にプラスして、これまでどおり会社の利潤を得ていきたいということなのだろう。

これまでに、地震がなかったことが幸いである。しかし、やがて確実に地震は起きるのだ。刈羽崎原発を思い出しても、どうあっても原発が無傷であるはずはないのである。
仮に事故はあり得ないとしても、溜まり続ける放射性廃棄物、延々と続く被曝労働、廃炉になった時の工程さえも明らかでない状況である。

これはもう、科学技術云々の話ではなく、きわめて、人が人としてどう生きるかかの問題ではないか。地球という閉じられた環境の中で、生き物としての人間が自然のサイクルのなかに応じていくのか、それともごく直近の物の豊かさだけを最優先していくのか、である。人はどう生きるかという哲学にたちかえる必要があるのではないか。

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