« ピープルズ・プラン研究所 | トップページ | クリントン長官 »

2011年1月 6日 (木)

漁場圧迫 海人怒り 

漁場圧迫 海人怒り 水域外で米軍演習通知
「最盛期に死活問題」情報錯綜 現場は混乱

社会  2011年1月6日 09時47分      

(13時間25分前に更新)

 「良好な漁場での訓練は死活問題」―。沖縄本島南東側の米軍訓練水域周辺海域は、県内随一のソデイカ漁の漁場。県漁連は5日、事実確認に追われ、漁民からは「1、2月がピーク」という漁への影響への不安や日常的な訓練のため漁場が圧迫されている現状への不満が噴き出した。

 4日、海上保安庁から通達を受けた県漁連は県内の全36漁協にFAXで情報を提供。すでに操業に出ている漁船は各漁協から漁業無線で連絡しているという。5日は事実確認に追われた。

 前城統専務は「関係機関に問い合わせているが、情報が錯綜(さくそう)し特定できない」といい、今週中にも組合長会を開き対策を協議する方針で、「事実なら抗議活動を展開する」と、疲れ切った表情で話した。

 6日から漁に出る予定だという糸満漁協ソデイカ部会の大嵩博正会長は「本島南東の海域は良好な漁場。訓練水域周辺で自由な操業ができなければ海人にとって死活問題だ」と声を荒らげる。昨年12月の日米共同統合演習の際には操業中に巨大な艦船が横を通り過ぎたといい、「6日からは訓練を確認しながら漁場を決めるしかない」と困惑する。

 「ふざけた話だ」と一蹴(いっしゅう)するのは南城市知念漁協のソデイカ漁師(57)。「補償金を払うから漁をするなと言われても納得いかない。訓練が始まればいつも漁場はなくなる。なぜ沖縄周辺だけ訓練区域が集中するのか。漁師にいいことなんて何もない」と吐き捨てた。

 与那原・西原町漁協の知念優光組合長は「現在でもイカの漁場の多くが米軍の提供水域に入っている。それをはみ出して演習するとは、まかりならん」と語気を強めた。「漁師は生活がかかっている。今でも演習水域を取っ払ってほしいのに、拡大するとは」とあきれた。

 伊江漁協の八前隆一組合長は「型がよく大きなソデイカが釣れ、マグロの漁場でもあるので、現場の漁師が一番困る」と話した。南大東村漁協の中里駿太〓組合長は「漁港が整備され、都会へ出ていった若者が島へ帰り漁師になる者が増え始めたばかり。これ以上の訓練水域拡大は困る」と懸念を示した。

※(注=〓は「郎」の旧字)

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-01-06_13439/
「沖縄タイムス」
*********

沖縄、日本の領土でありながら、やりたい放題の米軍である。生きてる人間の生活を守らずに、人殺しの訓練ばかりしてなんの価値があるというのか。戦争では消費しきれない武器をせめて演習ででも使わなければ、アメリカの軍需産業が成り立たないというわけであろうか。であれば、米軍基地は、けっして日本のためなどでなく、まさにアメリカの利益のための軍事基地である。

日米安保ゆえならば、こんな条約など日本にはいらない。安保破棄であれば、少なくとも米軍基地の問題はなくなるのだ。日本は日本のやりかたで、安全保障を考えればよい。安保条約が、だれのために、なんのために必要なのか、それとも必要でもない厄介者なのか、今こそ私たちは真剣に検討し直さなければならない。

|

« ピープルズ・プラン研究所 | トップページ | クリントン長官 »

コメント

先の大戦では、日本人は精神主義で戦って、みじめな敗北を喫した。
日本人の精神力が足りなかったために、戦場においても工場においてもアメリカ人の精神力に負けたのだと考えていたとしたら、それは日本人の誤りである。

日本人には、意思がない。だが、恣意がある。
だから、日本人には能動はないが、願望はある。
米空軍が日本の都市を爆撃し始めたころ、航空機製造業者協会の副会長は「ついに敵機は我々の頭上に飛来してまいりました。しかしながら、我々航空機生産のことに当たっておりますものは、かかる事態の到来することは常に予期してきたところでありまして、これに対処する万全の準備をすでに完了いたしております。したがいまして、何ら憂慮すべき点はないのであります」と述べた。
すべてが予知され、計画され、十分に計画された事柄であるという仮定に立つことによってのみ、日本人は、一切はこちらから積極的に欲したのであって、決して受動的に他から押し付けられたものではないという、彼らにとって欠くことのできない主張を持続することができた。

日本人がどこで希望的観測の罠に落ちるのか、現実と願望 (非現実) を取り違え精神主義に走るのか、きちんと振り返り反省することはほとんど不可能である。
それは、日本語に時制がないからである。
日本語脳においては、現実と非現実を異なる時制を使って表現することができない。
現実を現在時制の内容として表し、願望を未来時制の内容として表すことができれば、それぞれの内容は別世界の内容となり、混乱することはない。混乱しなけれぱ゛キリスト教のような宗教になり、混乱すれば原理主義となる。

だがしかし、我が国では、一つの事態の肯定と否定は、同じ世界のこととして言い表される。
人々は、無為無策でいながら現実が願望へと突然変化 (反転) することをひたすら願うものである。
言霊の効果の出現を望んでやまない。
必勝を心の底から祈願すれば、悲惨な玉砕もあっぱれな勝ち戦に見えてくる。
実現不可能な欲望の思い込みが強すぎて、現実直視は困難になる。
これが、日本人の精神主義の本質である。
日本人は、祈願を他力本願・神頼みとしておおっぴらに認め合っている。
問題解決の能力はないが、事態を台無しにする力は持っている。
この閉塞状態が日本人の知的進歩の限界となっている。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

投稿: noga | 2011年1月 7日 (金) 05時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/212229/38367819

この記事へのトラックバック一覧です: 漁場圧迫 海人怒り :

« ピープルズ・プラン研究所 | トップページ | クリントン長官 »