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2009年9月16日 (水)

映画 「鳴呼 満蒙開拓団」

「鳴呼 満蒙開拓団」 羽田澄子作品

2009年9月18日(金) 

①10:00-12:00 ②13:30-15:30 
③16:00ー18:00④18:45-20:45

開場:高知市立自由民権記念館民権ホール

前売り:1000円 当日券1300円

・・・満州開拓団の人たちの証言・・・

*****

清のラストエンペラー「溥儀」を引っ張り出して満州国を作った後、関東軍は対ソ連を睨んで、コサック兵からヒントを得、武装農民としての満州開拓団を日本から送り出す。あまりにも過酷な状況で、軍としての体をなさなかったにもかかわらず、人間の盾として国境近くに送り続けたのである。貧しい農村の村役場等、人員確保のため強制的に人数が割り当てられている。実態を隠し、王道楽土などのキャンペーンが張られた。その数、数十万といわれるが、満州国籍などなく、本当のところはわからないままなのではないか?

満州国といっても、中国の地でありそこは中国人が畑地を耕しているのである。強制的に安く買い上げたり、直接、軍が関与していったことも想像に難くない。中国人の日本人に対する憎悪は、押してはかるべしである。

終戦間際、いち早くソ連の参戦を察知した、関東軍幹部とその家族は、もう武器はいらない、金が必要だと、いくつものトランクに金を満載して、8月9日の朝9時、汽車に乗って逃げ出しているのだ。後に残された開拓団の日本人のことなど知ったことではない。軍隊というのは、決して民衆のためにあるのではない!

その後の日本人たちが、どれほどの悲惨な状況になっていったか、シベリアに抑留された男たちの死者は5万とも6万といわれる・・・残留孤児に対してさえ、日本政府は、暖かくはない。けっして、戦争だったからという一言で終わらせてはならない。権力をもった者と軍隊は、善良な国民を強制的に戦争へ組み込んでいったのである。誰がその責任負うのかと、問い続けていかなくてはならない。でなければ、同じことはもう繰り返さないのだと、きっぱりと言い切る自信は私にはない。

mm記

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