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2009年7月29日 (水)

映画「チェチェンへ」

現在は首相であるプーチンは、チェチェンの独立を力ずくで押さえ込むことに
成功したかに見えます。チェチェンやロシア内から、独立を求める武装勢力は一
掃されたかのようです。プーチンのメディア操作の効果もあり、ロシア人の大多
数はチェチェン占領を支持しています。
 
 しかし、それでも、チェチェン占領に疑問を投げかけるロシア人はいます。
 
 レーニンやヒトラー、昭和天皇の内面に切り込んだ問題作を制作し続けてきた
映画監督アレクサンドル・ソクーロフがチェチェン占領をテーマにした作品を制
作しました。
 
 「チェチェンへ アレクサンドラの旅」
 http://www.chechen.jp/index.html
 
 全国で上映されています。
 
 兵士としてチェチェンに駐留している孫のデニスに会うため、祖母のアレクサ
ンドラがロシア軍基地を訪問します。孫の無事を確認して喜ぶアレクサンドラ。
しかし、彼女は同時にチェチェンでの「テロとの戦い」を目の当たりにします。
ロシアのマスコミが伝えない戦争の現実を目の前にして彼女は・・・。
 
 アレクサンドラを演じるのは、チェロ奏者ロストロポービッチの妻で、世界的
なソプラノ歌手ガリーナ・ヴィシネフスカヤです。旧ソビエト時代、反体制派と
して活動したために国籍を剥奪され、20年間アメリカに亡命した人物です。映
画撮影当時は80歳でした。
 
 この作品はすべてチェチェンで撮影されました。戦闘シーンが一切無い戦争映
画です。

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コメント

昨日、高知県立美術館で「チェチェンへ」を拝見しました。
在日米軍キャンプ内のパレードで見た明るいそれと違って、血を吸った武具の生々しさが、戦闘のない映画でしたが充分に伝わってきました。

投稿: 下司孝之 | 2009年7月30日 (木) 11時28分

『チェチェンへ』のロシア人と同じように『シリアの花嫁』はイスラエルの監督によって撮られています。
9月16日・17日に高知市文化プラザ(かるぽーと)大ホールで上映される。

投稿: 下司孝之 | 2009年8月17日 (月) 18時18分

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