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2008年10月 3日 (金)

三井事件 闇のままに

検察「返り血」いまだぬぐえず 闇残した三井事件
2008.10.2 22:10

三井環・元大阪高検公安部長 逮捕から6年半。法務検察史上、特異とされる「三井事件」は“闇”を残したまま終幕を迎えようとしている。

 人事上の私怨を機に、特定の検察幹部による調査活動費流用疑惑を匿名で暴露し続け、自らの実名告発で検察の「アキレス腱(けん)」を突こうとした三井環元被告。そのインタビュー収録直前に逮捕されたため、「口封じ目的では」との憶測が検察を直撃した。

 しかし、最高裁は無罪を訴えた元被告の上告を門前払いで棄却し、「調活費問題と立件は別」との1、2審判決の判断を追認した。元被告は現職検事の身でありながら暴力団関係者と深くかかわり、飲食やデート嬢の提供まで受けた。いかに犯罪性を否定しようと説得力を欠き、その「脇の甘さ」に同情の余地はない。

 ただ、残された“闇”とは犯罪成立の有無でなく、捜査の「意図」なのだ。

 組織に致命傷を与えるであろう内部告発者に検察がどう向き合ったのか。元被告との交際の流れを記した暴力団関係者のメモを端緒に内偵を始めた大阪高検の動機は、純然たる犯罪捜査だったのか、それとも裏切り者を排除する意思が先にあったのか。さらに、調活費疑惑を刑事告発した男性が不起訴後に申し立てた検察審査会の証人として、元被告が実名申請された直後に内偵が本格化した節もある。逮捕のタイミングを含め、捜査過程は公判で十分に検証されなかった。

 元被告の裁判とは別の問題だが、過去の調活費疑惑も積み残されたままだ。「すべて裏金」という元被告の主張ほど単純なものではないとしても、公金が絡む疑惑に厳正公平であるべき検察が何の説明もしないのは疑問符が付く。検察自身も事件で浴びた「返り血」をいまだぬぐえていない。  (牧野克也)

MSNニュースより転載

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愛媛県警の仙波敏郎さんの裁判は、9月30日、高松高裁でも勝訴!

国民の目が届かないところで、公金が自由に使える権力を持つ場での闇は深い。
「裏金」が表に出て困る組織とは、いったい誰のためのものなのか。

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