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2008年6月12日 (木)

岩国市民の苦悩

岩国基地隣接の自治会が集団移転提案、跡地「米軍住宅に」

 岩国市の米海兵隊岩国基地への空母艦載機移駐問題で、基地に隣接する車第3自治会(136世帯)は7日、住民の集団移転と、移駐に伴う米軍住宅用地を同自治会区域に確保する案を福田良彦市長に提案した。同自治会は移転先について、基地滑走路沖合移設用の土砂を搬出した市内の「愛宕山宅地開発事業」跡地を希望しており、実現に向けた協力を市長に要望した。

 今回の集団移転案は、福田市長が衆院山口2区選出の国会議員だった2006年9月、私案として公表した内容とほぼ同様。自治会は4月20日に開いた総会で、過半数以上の賛同を得て決定したという。

 この日、高林孝行会長ら5人が市役所を訪れ、福田市長と面会。騒音や米兵による犯罪の増加など、移駐後への懸念を示し、「諸問題の抜本的解決には集団移転しかない」と訴えた。

 これに対して、福田市長は「米軍住宅の規模など米側は詳細を示しておらず、市が積極的に(集団移転への)旗を振れる状況ではない」と述べるにとどめた。

 高林会長は終了後「私案を示した本人の言葉としては弱いと思った。市は、青森県の米空軍三沢基地など、集団移転した他地域の実情を調べ、実現してほしい」と話した。

 米軍住宅用地を巡っては、国が愛宕山の事業跡地を有力視している。しかし、跡地周辺の自治会や住民らは「治安が悪化する」などと強く反発している。

(2008年5月8日  読売新聞)

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米軍基地に隣接した住宅というのは、ひどい騒音に曝されているのだろう。厚木から艦載機が来れば、さらなる轟音に悩まされることになるだろう。国からの交付金をとって、福田市長を選んだ岩国市民の苦悩は、さらに深まるに違いない。

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