石川和夫氏講演会 その2
石川和夫氏講演会その2
片岡運転手には、1年4ヶ月という執行猶予なしの実刑判決が、高知地裁でも高松高裁でも下されました。その理由としてあげている、裁判官の判断が、法律には素人の市民が考えても、なんともおかしいのです。
事故当時の目撃者は、バスに乗っていた20数名の生徒や教師はもとより、仁淀町には関係ないたまたま現場に居合わせて、事故を目撃した第三者の目撃証言もたくさんある。もちろん、バスは停止していたというものである。しかし、裁判官はこれらを、「第三者だからといって必ずしも信用できるとは限らない」という理由で、全てを却下したのである。
ではなにを信用したか。当時、事故をおこした白バイ隊員と反対車線を走っていてすれ違った別の白バイ隊員の言葉、スピードは50ないし60キロ程度で走行していた、と言う証言を「隊員は日頃から目測などの訓練をしていて、これは信用できる」と、ただこの白バイ隊員の証言のみを取り上げたのである。
30名以上の市民の目と身体で体感した証言すべてを一顧も顧みることなく、警察という組織の人間だからというだけの理由で信じるというのである。(後日、KSBの取材班が、現地で60キロのバイクを走らせ、このスピードだと衝突することなく、安全に停止できることを検証している)30対1のこの証言の違い。30名の市民は全員が嘘をついてい
ると?裁判所は、個々の市民より警察という組織を信用するというのだ。市民は裁判所に愚弄されているのだ。こんな裁判官を、市民の税金で雇っているという現実!
同じ警察の白バイ隊員の証言は、身内であるから信用できるとは限らないというのであれば、まだ話がわかるというもの。
裁判官はまだ言う。ブレーキ痕は一部、不合理な点があるものの、それがブレーキ痕自体の存在を否定するものではないと。存在するものに疑問点があれば、それを考えるのが裁判所の仕事ではないか。民間のテレビ局がいくつも実験しているにもかかわらず、裁判所はこの事故の検証をなにひとつ行うことなく、判決を出したのである。
検察庁が提出した警察調書を100%正しいとするために、調書に合わないものは全部却下したのだ。そんなことなら、高い税金払って生きた裁判官を何人も置く必要はない。法廷には、黒服の人形でも並べておけばよいのだ!
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/212229/10091647
この記事へのトラックバック一覧です: 石川和夫氏講演会 その2:
コメント