サウジ国王
米軍:イラク駐留に「正当性なし」 サウジ国王異例の批判
サウジアラビアのアブドラ国王は28日、首都リヤドで始まったアラブ連盟首
脳会議の開会式で主催国首脳として演説し、米軍のイラク駐留を「正当性のない
占領」と異例の強い表現で批判した。
また国王はイラクやレバノンで深刻化するイスラム教シーア派とスンニ派の宗
派対立について「内戦の懸念をもたらしている」と非難。その上で「真に非難さ
れるべきはわれわれアラブ諸国の指導者自身だ」と言及。これまでのアラブ各国
の分裂が今日の事態をもたらしたと述べ、各国首脳に団結を強く訴えた。
アラブ諸国の中で最も米国と親密な関係を持つサウジの国王がこうした発言を
した背景には、シーア派の非アラブ国家イランの影響力拡大に対する懸念をアラ
ブ各国が共有していることを念頭に、団結を訴えることで自国の指導力を示す思
惑もありそうだ。(リヤド共同)
毎日新聞 2007年3月29日 11時52分
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